以前、クリスマスフィーカの記事でご協力いただいた埼玉お出かけメディア「Shiki-Sai」。Instagramとnoteにて、埼玉の魅力的なスポットを素敵なお写真とともに紹介されています。
今回は「Shiki-Sai」で取り上げられた「川」に関する記事を再編集してお届けします。
ご紹介するのは、熊谷市を流れている大きな川、荒川の河川敷。そこには広大な敷地とともに、時間と季節で変化をする絶景が…。
こちらの記事では、埼玉在住の2人のフォトグラファーに写真を提供していだきました!
1人目:美しい夕日を写すOさん
2人目:淡くも幻想的な風景を写すharuさん
お2人の素敵なお写真とともに、熊谷へ旅しよう!
熊谷市の特徴は…
東京都心部から約60km離れた熊谷市。
夏場は日本で一番高い気温を記録するこの街は、「日本で一番暑い街」としてメディアに取り上げられることでも有名です。この平坦な大地には、荒川と利根川という大きな河川が流れています。市域の約3分の2がこの二つの河川に挟まれており、豊かな自然や肥沃な大地、豊富な地下水を有しています。
荒川の美しいブルーに恋をする。
熊谷には東京都心へと流れる一級河川の荒川が流れています。そこには水面に広がる透き通る青の世界が広がっています。時に波揺れ、日の差す空よりも眩しく光るこの河原で、のどかな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
アニメの中のような世界が、ここにある。
そこには水面が広がる透き通る青の世界。
日の差す空よりも眩しく光り、全てが真逆なのに一片の曇りもない空を映し出してくれます。
どこかアニメの世界にありそうな絶景に巡り会えるかも。辺り一面に広がるシロツメクサも見どころです。下から空を見上げるアングルで写真を撮ってみましょう。
続いては、O さんから撮影のコツを教えていただきます。
ノスタルジックな時間と共に。
皆さまこんにちは!
夕焼けと人が好きすぎるフォトグラファーのOと申します!
私は主に夕暮れ時の空を撮影したり、人と夕焼けを組み合わせて撮影をしています。日が沈むあの時間帯は、寂しさとか懐かしさとか人の心を動かすと思うんです。
そんな瞬間を皆さまに知っていただけたらと思っています。
夕日に染まってみる。
夕焼けの魅力はやはり空のグラデーション がとにかく綺麗なところです。日が沈んだ後に広がる青とオレンジの色が何とも言えないです。日や季節によって空の色も違うので毎回楽しめるところも良いですよね!
そして、夕焼けと相性が抜群なのがシルエット写真です。空のグラデーション を背景に写すと、より素敵な一枚になります。最初の写真は桜の木の側を友人に歩いて貰って撮影したシルエット写真です!物語のワンシーンのような写真に仕上がりました!
フレアの出るレンズで、ロマンチックな絵を描く。
フレアのショットの魅力は、肉眼では見ることが出来ない幻想的な写真に仕上がるところ。
フレアとは、上の写真のように写っている丸い光の輪のことです。フレアはレンズによって写らないことがあるので、レンズ選びは慎重に。私はヘリオスというオールドレンズを使っているのですが、このレンズは二重、三重に綺麗なフレアが出るので、夕日撮影には持ってこいです。
撮影の仕方は、太陽の方にカメラを向けて撮影するだけ!日が出ていることが大切なので、沈んだり雲に隠れているとフレアが出ません。晴れている日の夕暮れ時がオススメです!
続いては、haru さんから撮影のコツを教えていただきます。
幻想的な世界に溶け込む。
初めまして。埼玉に住んでいるharuといいます。
写真は主に、散歩や友達と出かけた時に撮っています。何気ない日常や空の写真がとても好きです。
また、最近のマイブームは絶景探しです。本やSNSで絶景を探して、出かけられるようになった時にその場所にいけたらと思っています。
スモーク写真の魅力は、いつも見ていたはずの景色がガラリと変わり、あたかも別世界にいるように感じられるところです。スモークで遠くの景色が見えないため、「この先には何があるのだろう?」と冒険気分を味わえるのも魅力だと感じます。
スモーク写真が撮りやすいオススメの季節は、春と秋だと思います。特に、前日に暖かい雨が降り、次の日が晴れたときの早朝は霧が出やすいです。
スモーク写真では、水滴対策が必須だと思います。私の場合はタオルのような布を持っていき、こまめにカメラやレンズを拭きつつ写真を撮りました。
また、撮り方のコツではないのですが、私が大切にしていることは、目の前の景色をまず楽しむことです。自分がその瞬間を楽しめていなかったら、写真で残したとしても自分の好きな写真にはならないからです。なので、私はどうしたら楽しくなるかをいつも大切にしています。
さあ、カメラを持って出かけよう!
荒川河川敷、いかがでしたか。
“海なし県”と言われている埼玉ですが、海のように美しい河川風景と共に開放的な自然に触れられるスポットを紹介しました。
ランニングコースや運動場、花火大会の会場として地元に愛されるこの場所は、桜堤の淡いピンクや黄色に始まり、公園の緑、河原の青や夕暮れの茜色に朝靄の白。のどかな生活や青春の1ページに寄り添い、色ごとに様々な感情、物語、思い出を映し出してくれます。
季節、時間、天気の3軸で多様な顔を見せてくれる、身近で幻想的な空間へと足を運び、様々な瞬間を切り取ってみてくださいね。
【アクセス】JR高崎線/秩父鉄道/上越新幹線 熊谷駅南口 徒歩15分
※こちらの記事は埼玉お出かけメディア「Shiki-Sai」のnoteにて、2020年7月13日に公開された記事を再編集したものです。