いよいよ3月も後半。卒業やお引っ越しなど、環境の変化がある方も多いのではないでしょうか。そんな出会いと別れの季節に思い浮かべるものといえば……桜!淡いピンク色に咲き誇る花々は、春の訪れを華やかに知らせてくれます。
ということで今回は……桜をたっぷり堪能できるスポットをご紹介。中でも、桜並木の多い「元荒川」周辺の名所をお届けしていきます。
新型コロナウイルス感染症の流行にともなって長らく中止が続いていた桜のお祭りやイベントも、今年は多くのスポットで開催決定が発表されています。まだすべての会場で楽しめるわけではありませんが、感染対策をしながらぜひこの機会に足を運んでみてはいかがでしょうか?(開催内容が変更される場合があります。最新情報を確認の上おでかけください)
お花見散歩にぴったり!北越谷の桜堤。
はじめにご紹介するのは、越谷市北越谷エリアの元荒川桜堤。北越谷第五公園から大沢橋までの約2kmに渡って桜が咲き誇ります。
北越谷第五公園は、梅の花が鑑賞できる越谷梅林公園や宮内庁埼玉鴨場の南に位置する公園(梅の花の見頃は3月上旬頃)。そこから元荒川沿いを下っていく間には遊歩道「元荒川緑道」が整備され、ゆったりと歩きながらのお花見が楽しめますよ。河川敷にレジャーシートを敷いて花々を下から眺めるのもおすすめ!
例年おこなわれている3月下旬〜4月上旬頃の桜まつりは今年は開催されませんが、自然や周辺に配慮の上、美しい花々を楽しんでみてください。
池に浮かぶ桜と朱色の橋が美しい!岩槻城址公園。
次に紹介するのは、さいたま市にある岩槻城の城跡を生かして整備したスポット、岩槻城址公園(いわつきじょうしこうえん)。菖蒲池に設けられたシンボリックな朱塗りの八ッ橋が園内に鮮やかな彩りを与えてくれる、優雅な雰囲気ただよう公園です。
多くの自然林に囲まれ、四季を通してさまざまな表情を見せてくれるスポットですが……中でも春は注目度MAX。約600本もの桜が咲く、埼玉県内有数の桜の名所として知られています。
桜の開花に合わせ、今年2023年3月25日(土)・26日(日)には「第46回岩槻城址公園桜まつり」の開催が決定!フリーマーケットや琴・和太鼓の演奏、野点など、さまざまな催し物が用意されているようですよ。
さらに3月17日(金)~3月26日(日)には、提灯の掲揚・点灯も!お祭りらしい雰囲気に、気分が盛り上がること間違いなしです。
これぞ桜のトンネル!吹上の元荒川親水護岸。
最後に、鴻巣市吹上エリアの元荒川親水護岸をご紹介。「一度は見に行きたい日本の桜名所&名桜700選」にも選出されたスポットです。
元荒川の両岸に約500本の桜が咲き誇り、川と桜が一気に堪能できます。あまり川幅が広くないため、両岸の桜が川を包み込むように咲くところがポイント。まさに「桜のトンネル」が間近で見られます◎
ここでも、今年2023年3月25日(土)・26日(日)に佐賀橋付近をメイン会場としたさくら祭りが開催される予定!26日(日)には、鴻巣市内の鴻巣会場(鴻巣公園)、川里会場(あかぎ公園)でもさくら祭りが開かれます。3箇所合わせてめぐってみるのも面白いかもしれません!
今回は「元荒川」の3スポットをご紹介しました。この元荒川をはじめ、川辺には桜が多く植えられています。実はこれはただの偶然ではなく……先人たちの知恵が詰まっているんですよ!その知恵とはいったい何なのか。答えはリバサポ公式Twitterでチェックしてみてくださいね。
◎スポット基本情報◎
―北越谷の元荒川桜堤―
▼住所
越谷市北越谷5-482(北越谷第五公園)
▼アクセス
東武スカイツリーライン「北越谷駅」西口より徒歩約10分
―岩槻城址公園―
▼住所
さいたま市岩槻区太田3-4
▼アクセス
東武アーバンパークライン(野田線)「岩槻駅」東口より徒歩約25分
―吹上の元荒川親水護岸―
▼住所
鴻巣市鎌塚2丁目
▼アクセス
JR高崎線「吹上駅」北口より徒歩約5分