冬は空気が澄んで、遠くの景色がよく見える季節です。
「関東の富士見百景」(国土交通省関東地方整備局選定)で県内の14地点が紹介されているように、県内各地から富士山を見ることができます。
富士山を眺めに川沿いに出かけてみませんか。サイクリングやハイキングで行くのもいいですよ。
荒川中流域 治水橋(さいたま市)、久下橋(熊谷市)
まずは、さいたま市内から。
治水橋はさいたま市西区で荒川を渡ります。橋のたもとに広がる水田地帯からは治水橋越しに富士を望むことができます。
埼玉県の「ぐるっと埼玉サイクルネットワーク構想」で整備されたサイクリングコース、「自転車みどころスポットを巡るルート100Map」(以下、ルート100Map)の「No.8、自転車道体験ルート」や荒川自転車道で巡ることができます。
荒川中流域の橋、久下橋(熊谷市)も富士見百景の一つで、橋の真正面には見事な富士山を眺めることができます。ハイキングなら「熊谷5つの散策コース 根岸家長屋門&田園ウォークコース」(熊谷市観光協会)を、サイクリングならルート100Map、「No.77、熊谷桜堤周遊ルート」を参考に訪ねてみてください。
荒川の支流 入間川、びん沼川
次は、埼玉県の西部を流れる荒川の支流沿いのポイントです。
初雁橋は、川越市で入間川を渡ります。冬の空気の澄んだ快晴の日には、初雁橋の上から西方向に富士山を見ることができます。関東の富士見百景の一つで、ルートMap100の「No.34、川越・田園と川の自然満喫ルート」や入間川自転車道のサイクリングコースになっています。
また、初雁橋は、「川越百景コースマップ 2、入間川と中世河越めぐり」(川越市)の散策ルートになっています。
次は、富士見市のびん沼周辺地域です。野鳥の生息地としても有名です。関東の富士見百景の一つで、広々とした川沿いからは、特に空気の澄んだ冬場を中心に美しい富士山を望むことができます。
歩くなら「富士見お散歩マップ 東大久保・南畑編」(富士見市)、「南西部自転車さんぽマップ D新河岸川サイクリングと歴史巡りコース」(埼玉県)が参考になります。
参考情報
・国土交通省関東地方整備局「関東の富士見百景」
https://www.ktr.mlit.go.jp/chiiki/index00000041.html#saitama
・さいたま市「西区から見る富士山」
https://www.city.saitama.jp/nishi/001/003/nishikujouhoukan_/nishikushasinkan/p030912.html
・埼玉県「自転車みどころスポットを巡るルート100Map」
https://www.pref.saitama.lg.jp/a1006/gurutto/gurutto-route100karute.html
・熊谷市観光協会「熊谷5つの散策コース 根岸家長屋門&田園ウォークコース」
https://www.oideyo-kumagaya.com/walk-course/walk-03/
・川越市「川越百景コースマップ 2、入間川と中世河越めぐり」
https://www.city.kawagoe.saitama.jp/shisei/toshi_machizukuri/machizukuri/toshikeikan/HyakkeiHyakusen/kawagoeh100kei/toshikeikancoursemap.html
・富士見市「富士見お散歩マップ 東大久保・南畑編」
https://www.city.fujimi.saitama.jp/shisei/19chikatu/osanpo-map.html
・埼玉県南西部地域振興センター「南西部自転車さんぽマップ D 新河岸川サイクリングと歴史巡りコース」
https://www.pref.saitama.lg.jp/b0103/r5jitensha.html