2022年の夏をどう満喫する?

もうすぐ8月!多くの学校で夏休みに突入し、夏本番を迎えましたね。夏といえば、海水浴や昆虫採集、キャンプなど楽しいことがもりだくさん!夏祭りや花火大会を楽しみにしているという方も多いのではないでしょうか。

2020〜2021年は、新型コロナウイルスの流行にともなってお祭りやイベントごとが軒並み中止となりました。そして今年2022年は、引き続きやむなく中止判断となったイベントもある一方で、一部内容を変更して実施される予定のものもあります。

そこで本記事では、今年埼玉で開催される見込みの「川とつながりがある夏祭り」をご紹介します!公式InstagramTwitterでも他のお祭り情報をお届けしていますので、合わせてチェックしてくださいね。

※本記事は公開時点での情報をもとに制作しています。感染状況の変化により実施内容や開催可否が変更となる場合もありますので、事前に最新情報を確認のうえご参加ください。

七夕飾りがぎっしり!狭山市入間川七夕まつり

はじめに紹介するのは、関東三大七夕祭りのひとつ「狭山市入間川七夕まつり」。

8月6日(土)〜7日(日)のお祭り期間中、大きな七夕飾りが入間川近くの狭山市駅西口・市民広場〜七夕通り商店街を中心とした沿道を埋めつくします。

行燈やくす球、吹流しで構成された飾りは、商店や事業所、市民が出品したもの。約4mの道幅をめいっぱい利用して、色鮮やかにお祭りを盛り上げます。実はこうした「矢来(やらい)」と呼ばれる道幅いっぱいを横断するような飾り方は、狭山市の七夕まつりならではなんだとか!(ちなみに、制作には3〜4ヶ月かかるのが一般的だそうですよ)

提供:狭山市観光協会

さらに例年は、入間川河川敷にて「納涼花火大会」が開催されます。スターマイン、三色牡丹などが川面の上に美しく打ち上がる夏の風物詩ですが、2022年は中止が決定。来年以降、華やかな花火がまた夏の夜空を彩ってくれることを期待したいですね。

ちなみに、祭り会場の一部である狭山市駅西口地区スカイテラスは、「グッドデザイン賞」や国土交通省後援の「都市景観大賞 都市空間部門 優秀賞」を受賞した実績を持つ、景観に優れた広場。こうした施設やまちのつくりに注目してまわってみるのも楽しいかもしれません。

今年はチケット制!小江戸川越花火大会

今回で第30回を迎える「小江戸川越花火大会」。水辺で打ち上げられる大迫力の花火が有名で、今回は「川越市市制施行100周年記念」として例年より多い約10,000発もの打ち上げが予定されています。

そんなおめでたい節目の年ではありますが……新型コロナウイルスの感染拡大状況をふまえ、今年は入場も駐車場利用も「事前購入チケット制」となっています。例年用意されている椅子・テーブル付きの席はなく、エリア内の好きな場所から観覧が可能です(隣の方と1m以上の間隔を確保することが推奨されています)。なお、露店の出店や余興の予定はありません。

当日は、川越市公式YouTube「川越市チャンネル」での生配信が決定!現地へ行くことができない方も、好きな場所で花火を楽しむことができますよ。

入場および駐車場利用チケットは、8月3日(水)12:00から販売開始(先着順)。花火の打ち上げは、8月20日(土)19:00にスタート予定です。

▶チケット購入や生配信の詳細は、川越市HPをご確認ください。

この花火大会の開催地は、「安比奈親水公園」or「伊佐沼公園」で1年おきに交代します。2022年の会場は「安比奈親水公園(あいなしんすいこうえん)」。入間川の河川敷を利用した広大な敷地を持つ公園で、芝生の上でゆったり花火を楽しむことができますよ。

来年こそ開催されますように!毎年恒例の夏祭り

川の多い埼玉には、まだまだ川と深い関わりを持つお祭りがもりだくさん!しかし2022年は、中止となってしまったものも複数あります。そこでこの記事では、残念ながら今年は中止が発表されているものの、毎回盛り上がりを見せている川のお祭りを一部ご紹介します。

1つめは、「ひがしまつやま花火大会」。
東松山市にある「都幾川リバ-サイドパ-ク」にて開催されてきた市民参加型の夏の恒例行事です。例年は企業・団体・個人の協賛などにより、尺玉やスターマイン、メッセージ花火、音楽付き花火の総計約5,000発が打ち上がります。

2022年は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が収束しないこと、そして会場である都幾川リバーサイドパークで河川工事がおこなわれていることから中止となりました。

2つめは、「長瀞船玉まつり」です。
毎年約7万人の人出で賑わう、秩父路の夏の風物詩。川下りの船頭が水上の安全を祈願して水神様をお祀りしたのがはじまりとされています。
特徴的なのは、荒川の水上を行き交うちょうちんをつけた船!さらに約1,000基もの灯篭が水面をやさしく照らし出します。

多くの観客が拍手を送る3,000発超の花火も注目を集めるこのお祭りですが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を鑑み、昨年に引き続き中止が決定されています。なお「水上安全修祓祭」のみ、最小限の参加者で執りおこなわれる予定です。

来年こそ各地のお祭りが開催されることを祈りながら、まずは一度しかない2022年の夏を川と一緒に楽しみたいですね!なお、お祭りに参加する際はしっかりと感染対策をしながら、指示されたルールをきちんと守りましょう。

◎お祭り基本情報◎

―狭山市入間川七夕まつりー
▼開催日時(2022年)
8月6日(土) ・7日(日) 両日ともに15:00~20:00
※緊急事態宣言が発令された場合:中止
※まん延防止等重点措置が適用された場合:内容を一部変更して開催

▼内容(2022年)
・やらい飾り及び竹飾りの展示あり
・狭山市駅西口市民広場等における飲食ブース等の出店あり
・露店商の出店、公道上での出店なし
・民踊流し、小学生七夕パレード、阿波踊りは実施なし

▼会場
狭山市駅西口・市民広場〜七夕通り商店街を中心とした沿道

▼アクセス
西武新宿線「狭山市駅」すぐ
市役所駐車場は無料で利用可能(130台のみ/8:00~21:00)

―小江戸川越花火大会―
▼開催日時(2022年)
8月20日(土)19:00~
※荒天等の場合は翌21日(日)に順延。21日も荒天の場合は中止
※新型コロナウイルスの感染状況により開催規模変更の可能性あり

▼会場(2022年)
安比奈親水公園
川越市大字安比奈新田字下屋舗附140番1地先

▼アクセス
JR川越線「笠幡駅」より徒歩約25分
東武東上線「霞ヶ関駅」より徒歩約50分
西武新宿線「南大塚駅」より徒歩約50分
※臨時バス及び電車の増便はなし
※駐車場は駐車券を事前購入した方のみ利用可能

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