さいたま市大宮区などを流れる一級河川「芝川」で9月23日、芝川リバーサポーターズ実行委員会主催による、しばかわリバサポが行われました。

さいたま市立芝川小学校付近から約500メートル下って清掃する活動には、子どもから大人までおよそ40人が参加しました。さて、今回の活動で、どんなゴミが出てきたのでしょうか。しばかわリバサポの様子を振り返ります。

缶、ペットボトル、鞄、自転車…川の中に潜むゴミたち

芝川リバーサポーターズ実行委員会が始めたしばかわリバサポは、今回で3回目。今回も親子や学生、さいたま市内の企業など多くの人が参加しました。


9月23日午前9時、集合場所のさいたま市立芝川小学校にぞくぞくと参加者が集まってきました。中にはカヌーを持っている人の姿も。しばかわリバサポは川周辺の清掃に加えて、カヌーに乗りながら川の中のゴミも回収する活動です。

参加者は安全のため、ライフジャケットを着用します。実行委員長ので県議会議員の藤井健志さんが初めにあいさつし、「きれいな川にしましょう」と呼び掛けました。

意外と重いカヌー。みんなで協力して川まで運びます。川に到着したら、カヌーに乗る人と、土手でゴミ拾いをする人に分かれてスタートです。

 前日に雨が降ったこともあり、いつもより川の水量が多かったようです。カヌーに乗ってのゴミ拾いは少々難しそうでしたが、土手での活動を中心に、多くのゴミが回収されました。ペットボトルや缶、袋、鞄などポイ捨てされたと思われるゴミが非常に目立ちました。土手を歩くと多くのゴミが捨てられていることが分かります。また、橋付近では、川の中にも大きなゴミが多数眠っていました。

 水量も多く、1人では重くて引き上げられないゴミもあり、ロープをくくり付けて数人で引っ張り上げることもありました。引き上げられたごみはタイヤや長いホース、自転車など、川から出てきたときは目を疑うものばかりです。

 活動はおよそ1時間でしたが、多くのゴミが回収できました。しかし、藤井さんは「いつもよりは少なかったかな」とポツリ。水量が多かった影響はゴミの回収量にも影響したようです。

かつてのきれいさ取り戻すために

参加した、毎日興業社長の田部井良さんは、「子どもも大人もみんなで楽しくゴミ拾いやカヌーに乗ることができました。終わってから1つの鍋を囲むのも良かっです」と振り返ります。活動後、参加者らには古代米や豚汁、うどんが振舞われました。みんなで同じ鍋を囲み、新たな交流が生まれました。

参加した大宮開成高校インターアクト部の部長で2年小倉優月さん(17)は「川底にゴミがあり、結構汚いなと思いました。身近な川だからこそきれいにしたいです」と話します。同部の2年田中依伶南さん(16)は「昔は泳げるぐらいきれいな川だったと聞いたので、今後も積極的に参加して、昔のようにきれいな川にしたいです」と語りました。

川をきれいにしたいとの思いから始まったしばかわリバサポ。藤井さんは「子どものときから川をきれいにする活動をしていれば、大人になって、ごみを捨てる人にはならないでしょう」と期待します。そして、「かつては川遊びができたようです。大宮周辺の川をそのときのように戻すことができたらうれしいですね」。かつての川に戻すために、しばかわリバサポの活動は続きます。

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