はじめまして!スウェーデンのアウトドアガール、ヤンニ・オルソンです。
日本を拠点に、タレント/モデル/アウトドアコラムニストとして活動をしています。
もうすぐクリスマスがやってきますが、今年も母国のスウェーデンには帰れないので、日本でクリスマスの雰囲気を楽しみたいと思い、埼玉県の「ときたまひみつきちCOMORIVER」にやってきました。このエリアは時間も川もゆったり流れていて、周りには美しい森があり、空気もとっても美味しいです。こんな自然が豊かな場所でスウェーデンの「クリスマスフィーカ」を楽しみたいと思います。
ところで「Fika(フィーカ)」とは何かご存じでしょうか?
知らない方もたくさんいると思いますので、まずはフィーカの説明をさせてください。
スウェーデンのコーヒータイム「Fika」
「フィーカ」とはスウェーデンの「コーヒータイム」という意味ですが、ただコーヒーを飲むだけではなく、ゆったりとした時間を過ごしながら、人とコミューニケションを取ったり、自分だけの時間を過ごすのがフィーカの特徴です。
コーヒーとシナモンロールがフィーカの定番ですが、季節によって食べ物や飲み物が変わります。春にはセムラやワッフルが人気で、クリスマスにはホットワイン、甘いサフランパンやジンジャークッキーが人気です。
クリスマスフィーカは暖かい家の中で楽しむのが一般的ですが、コロナ禍においては外で楽しむ人も増えてきました。とても素敵な考え方だと思ったので、私も日本でスウェーデンのクリスマスフィーカを外でしてみたい!と思い、早速フィーカタイムへ。
ときたまひみつきちCOMORIVERで、スウェーデンの「クリスマスフィーカ」を
今回選んだ場所はとても素敵なところで、キャンプやグランピングもできて、しかもサウナまであります。まだフィーカタイムが始まっていないのに、北欧感がたっぷり!
冬ということで外は寒いですが、薪を割ったり、火起こしをしたりすると冷えた体が段々暖かくなってきました。火起こしには少し時間がかかってしまいましたが、体を動かした後のフィーカは絶品!
火起こしができたら、ホットワインをケトルに入れて温めます。沸騰するとアルコールが飛んでしまうので、ご注意を!スウェーデンではホットワインにレーズンとスライスアーモンドを入れるのが人気です。
サフランパンは温めるとさらに美味しくなるので、枝に刺して、火の上で温めます。ジンジャークッキーはそのまま食べても美味しいですが、ブルーチーズをのせるとさらに美味しいですよ。
準備が整ったら、やっと腰を掛けてフィーカの時間をゆっくりと楽しみます。大人数でも楽しいですが、こうして一人でフィーカをするのが私は好きです。疲れた体も頭もリセットされます。
長い間、焚き火の前に座っていると体がポカポカしてきたので、途中で川に入りリフレッシュしました。足だけでも北欧の寒中水泳の気分が味わえて、とても気持ち良かったです。
こうしてゆったりと焚き火の前でホットワインを飲んだり、川でリフレッシュしたりして、埼玉の川沿いで一日中クリスマスフィーカを楽しみました。 皆さまもぜひやってみてください。
施設紹介
ときたまひみつきち COMORIVER(コモリバ)
埼玉県比企郡ときがわ町に、川と自然に囲まれて「すごもり」したくなる癒しとワクワクのひみつきち。BBQ、グランピング、ライブラリーカフェ、川遊びなど様々なアクティビティが楽しめる、里山グランピングリゾートです。
フォトグラファー紹介
Sakurako
埼玉県本庄市出身のフォトグラファー。学生時代から本格的に写真を撮り始め、ポートレートや風景、日々の思い出を撮っている。大好きな埼玉の魅力を発信するべく「埼玉お出かけメディアShiki-Sai編集部」のメンバーとしても活動中。
埼玉お出かけメディア「Shiki-Sai」にて、連動記事を公開中!
今回の記事の写真を撮影いただいたSakurakoさんが編集に携わっている、埼玉お出かけメディア「Shiki-Sai」では、クリスマスフィーカの食材や「ときたまひみつきちCOMORIVER」の詳細について紹介する記事が公開されています。そちらも是非ご覧ください!